効果的な本の読み方とは?|読書が苦手な読書家の読書感想文(書評ブログ)

効果的な本の読み方とは?

「効果的な本の読み方」なんて大層なタイトルをつけてしまいましたが、
果たして効果的な本の読み方とはどういうことなのでしょうか。


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本を読む時の、究極の理想を言えば

・速読で。
・たった一度の読書で。
・一発で全て理解できて。
・しかも内容をずっと忘れない。



こんな感じかと思います。
普通の人には出来ない芸当ですよね。



これを目指すことは不要ですが、
でも、少しでもこれに近づくことができれば。。。







まあ、そんな思いで読書の仕方系の書籍を読み始めたのですが、
何冊か読んでいく中で、次第に自分の読む時のスタイルは出来てきました。


そこで今日は、私的には効果的だと思う読み方を
書き綴ってみたいと思います。







私の読書のスタイルというか取り組み方ですが、

・速読はしない(できないものとして捉えている)
・本を遠慮なく思いっきり汚す(線引きなど)
・とりあえず通しで1回読んでみる
・繰り返し何度でも読む



特に目新しいこともなく、ごく普通のことばかりで申し訳ないです。





まずは

「速読について」

速読に関しては、以前に一度記事を書いたことがあるのですが、
私は速読はできないものとして見ており、
今は速読の訓練などは特にやっておりません。

過去記事:速読はできない?

参考:速読は実は不可能だと科学が実証


しかし、ある程度意識的に早く読むことは可能なので、
重要そうなところはゆっくりと、
飛ばして良さそうなところは斜め読み、
という具合に緩急をつけて読んでいます。




一般にイメージする速読って、もはや超能力的なスピードで読んでいきますよね。
1冊5分とか10分とかで。

1ページ当たりの文字数にも因りますが、
普通の人の読む速度は、平均は1ページ1分くらいらしいので、
200ページの本をノンストップで読むとしたら200分、約3時間超。
これを5分10分て無理な気が…。


100m走を20秒かかってた人がトレーニングして10秒になることはできても
1秒2秒とかで走れるようにはならないですよね。



読むべきところは読む、要らないところは読まない
そういう読み方で「5分で読み終えた」とかならわかるんですよ、
現に私の読み方がそれに近いので。

でも全ページを5分とかで読んで頭に入りますかね。
出来たとしても、特殊な脳を持った人だけな気がします。




ということで、異論反論は当然あるとは思いますが、
私は速読は諦めて、現実的な速度で読むことに努めております。











「本を遠慮なく思い切り汚す」

皆様は本を読む時、大事だなと思ったところなどに
マーカーなどで線を引いたりするでしょうか?






私は思いっきり線を引きます。

ページの余白に思ったこと感じたことを書き込みます。

本の冒頭や最後ら辺に白紙のページがあれば、
そこにこの本がどういうことが書いてある本なのかを書いていきます。

ページの上部分を折り曲げます(ドッグイヤー)

別にノートを用意し、その本の要約を書いていきます。
自分だけのオリジナル成功哲学書を作っていくイメージです。


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しかしこれは最も好みが分かれるところだと思います。
線引きに意味なし、と言っている方もおります。


私個人的には「意味あり」と思っておりますが、
同時に「それは人によるのでは?」とも感じております。





意味があると解釈している人は、
線を引くことに、意味や価値、一定の効果を見出した方々でしょうし、

意味がないと解釈している人は、
「線を引くことには意味や価値はない」という意味を見出した方々でしょう。


どちらも正しいと思います。




意味がないと解釈している方の主張は
「引いても覚えるわけではない」「引いたってその瞬間に忘れていく」
という感じ。※1




ただ、私は線引きして読んでる派の人間なので

「何故にその人が1回こっきりしか読まない前提なん?」

って思っちゃう自分はいました。





※1-この主張をしていた著者は、書評とかをしている方でしたので
 基本的に1度読んだものは読んでいないものと思われます。







でも、確かに1度しか読まないのであれば、
線を引いたところであまり読書の効果は上がらないと私も思います。

若干、否定的な意見を抱いてしまったのは、
私が同じ本を「繰り返し何度も読む」からなのだと思います。









「繰り返し何度でも読む」



私は本を読む目的とは、自分にとって必要だ、大切だと思った内容を
頭に入れることだと思っております。


ということは言ってしまえば、
長期記憶に持っていきたいというわけですね。

短期記憶ならすぐに忘れてしまいますから、
これでは読んだ意味はないですね。





しかし、人間はすぐに忘れちゃう生き物です。

・一昨日の晩御飯思い出せますか?
・鍵をかけたかどうか思い出せないことありませんか?
・最後に旅行に行ったの何年何月何日でした?


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「人間は忘れることで生きていける」
なんて格好良い表現を目にすることがありますが、
何でもかんでも忘れてたら大変です。


自分にとって覚えていたら不利益を被る情報はさっさと忘れ、
大切な利益を生む情報はいつまでも覚えていたいです。







忘れていくことに関しての有名な実験に
「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。

検索してもらえば一発で詳しいことが解りますので、ごく簡単に言いますが、
なにか事柄を覚えてもらった後、どのくらいの時間でどのくらい忘れていくかという実験で、



20分後に42%、
1時間後に56%、
1日後に74%、
1週間後77%、
1ケ月後79%

が忘れてしまうという結果が出たようです。



これは意味のないアルファベット羅列を覚えてもらった実験だったようなので、
意味のある事柄、言葉、ノウハウとかなら、もう少し覚え易いと思いますが。

参考:エビングハウスの忘却曲線



ということなので、
まず普通の人間であれば、どんなに面白く興味深かった本であったとしても、
どんどん忘れていってしまうのです。





しかし折角お金を払って、時間をかけて読んで得た知識、
みすみす忘れてしまうのは勿体ないです。








なので、私は読みたくなった頃合いでもう一度読み直すことにしています。
多い本は5~6回繰り返し読みます。



不思議なもので、読み直す度に新しい発見があります。

これは最初に読んだ時とは違う個所を重要視しているということです。







線引きしながら読むメリットとして、
以前読んで重要だと判断した個所が判るということが挙げられます。

「もう一回読んでみたけど、やっぱりここは重要だな」とか
「あれ?今となっては全然ここ重要とは思わないな。むしろこっちの方が・・・」

なんてことがあります。


これは一種の成長だと思っております。



以上のことから、一度読んでみて面白かったり、勉強になったなと感じた本は、
後日、読み直してみることをお勧め致します。

繰り返し読むことで、記憶も定着し易いですしね。





「とりあえず1回通して読んでみる」

これは2回目以降を読んでいる際に気づいたのですが、
1度読み終えた本は、以降読む速度が速くなります。


1回目を読み終わってから2回目に移るまでの時間が短いほど速いようです。



これは1度読んだ時に内容を覚えているので、
その文章を読むと、何が書いてあったかを思い出す為と考えています。


文章の冒頭部分を読めば、それがトリガーとなり、
「あ~、あの事か」
と書いてあった内容が蘇ります。




(昔話の桃太郎を1回読んだだけで、うすら覚えの人の場合)
昔々、ある所におじいさんと、おばあさんがおりました。
ある日、おじいさんは山にしば刈りに、おばあさんは川へ洗濯を・・・

ってところまで読んで、
「あー、この後、桃が流れてきて、持ち帰って食べようとしたら男の子が生まれたんだったな」

となって、成長して鬼ヶ島に行くページまで飛ばすことが出来る。



こんなイメージです。






すると、そんなに難しくない内容なら、もう以降の文章は読まないでも大丈夫かと。


ビデオとかDVDとかで何度か見てる映画とか視聴してるときに、
「ここつまんないとこなんだよなぁ・・・、ポチ(30秒スキップ)」
とかやったことないですかね?
あんなイメージです。


ということで、2回目以降ならある意味速読も可能で、
速読を使って読み直し、内容を色濃く覚えてしまうことができるのです。






まとめ

・速読はしない
・線を引きまくり、色々書き込みもする
・とりあえず1回通して全部読んでみる
・繰り返し何度でも読む
・自分にとって要らないかなってところは遠慮なく飛ばす

2016.10.15 | コメント(0)このブログの読者になる更新情報をチェックする
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